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コラム

 

再び故郷ライド・北海道ルート(2014/10/4〜5) その2

2017年02月01日
弁護士  太田 賢二   プロフィール

2014年10月5日(日)、北海道ルートの2日目。そして3年越しの故郷ライドの完結です。

 

http://latlonglab.yahoo.co.jp/route/watch?id=d12907f85416794cf2927a3825c87fab
 

 朝起きて、多少の痛みはあるものの、動けないほどではない。大丈夫、これなら札幌まで帰ることができるだろう。天候は晴れ。今日こそは絶対降らないと思う。予定走行距離は110キロ程度。しかし標高658メートルの毛無峠を含め3つの峠越え。
 
 朝食を終え、8時半頃に出発。ニセコ・倶知安あたりは何度か走ったことがあるエリア。正面から徐々に右方面に羊蹄山を見ながら走る。快適!でも、身体全体に疲労感あり。伴走者も思うほどスピードが出ないようだ。
 
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 倶知安を過ぎて、赤井川へ向かう393号(通称メープル街道)へ入る。比較的最近開通した道で、道路状況は良いし、ちょうど紅葉の時期だ。峠のトンネルを抜ける前に、羊蹄山とはお別れ。
 
 トンネルを抜けると、赤井川村。このあたりも紅葉がきれいだ。そして、ようやく下り坂。気持ち良くだらだら下っていると、先行する伴走者が立ち止まる。
 
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 前方から元気いっぱいで上ってくるバイク発見。わがラボカのサブリーダーだ。「天気が良ければ毛無峠まで迎えに行きます。」と言っていたが、なんとここまでお迎えに参上とはたいしたものだ。サブリーダーからみると、ぼくも伴走者も、「サイクリングを楽しんでいるというより、呆然自失な感じですよ。」などと、ほざいていた。「なんとでも言え、とにかくここまで3日間で300キロは走ってきたのだから。」
 
 この下り坂を終えると、いよいよ毛無峠への上りが始まる。キロロリゾートへは車で何度もスキーに行っているので、毛無峠のイメージは大体わかっているつもり。下り切ったところからだんだらな上り坂が続いて、山中牧場で小休止。「これからが本番です。」とサブリーダー。実はぼくは勘違いをしていて、一度キロロリゾートの入り口まで下り坂があると思っていた。ところが、牧場からは、正真正銘ずっーと上り。キロロへの交差点でも上り坂が続いたとき、マジで「嘘だろ!」って思った。くしくもその付近では、「メープル街道もみじ祭り」をやっていた。でも、目の前には、天に届くかのように上り坂が続いていた。毛無峠は、親切?にも「○合目」という標識がある。3合目なんて標識をみると、逆にめげてしまう。上を向くことができず、だんだんペダルが重くなる。き・つ・い。
 
 
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 「いっぺん降りてしまおうか。」とか「歩いて峠越えをしたらどれだけかかるかなあ。」なんて思い始めていたところ、先を走る二人がとんでんファームで降りて待っていてくれた。ふうう。
 
 「ここまでが一番しんどいですから。」「もう5合目を超えましたから。」と、あまり意味のない激励をくれる。ぼくの気持ちの中では、この直後のまっすぐな上りがしんどいんだよなあ。意を決して、上りにアタック。意外にも、確かにこの後の上りはバイクを降りようという気持ちにはならなかった。7合目、8合目と標識が近づいてくると勇気がわいてきた。そしてついに頂上に。ご苦労さん。この後2回ほどアップダウンはあるけれども、小樽へ向けての下り坂が待っている。
 
 小樽では、望洋台へ抜けて、仲間に聞いたじょっぱり亭で小樽名物のあんかけ焼きそばをほおばった。うまかったなあ。ここまでくれば、ゴールはもうすぐ。
 
 
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 最後の張碓峠では、伴走者がパンクするという、おまけのアクシデントがあったが、午後4時には無事自宅に到着。
 
 今日の走行距離約123キロ。2日間で約290キロ。3年前の850キロと合わせると、総計1170キロ余り。マイバイク、ご苦労さん!でも、しばらくは乗りたくないっていうのが実感。でもちゃんとメンテナンスしないといけないな。

 
 これでぼくの故郷ライドは一応完結。それなりの達成感かな。さて次は、どんなライドを考えようか。そのうち北海道1周ライドもいいな。ライドじゃないけれども、札幌から故郷金沢まで歩くのも夢の一つ。そのためには、まずは健康であることが大切だ。

 
 
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 この2014年は、なんだかんだいって年間1500キロ以上走った。せめて年間で1000キロくらいは走りたいなあ。そんな思いを持ちながら、今年の雪解けを待っています。
 
 
 
 
 
 

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