弁護士同士の呼び方は、ちょっと疑問かな?
以前に、夫婦間の呼び方をコラムに書いたのだが、今度は弁護士間のお話。
医者同士もそうらしいが、弁護士も、多くは「・・・先生」と呼ぶことが多い。
でも僕は、正直違和感がある。
誰も先生と呼ばれるほど偉くないじゃん!
それで僕は、年下や期の若い人に対してはできるだけ、「・・・さん」と呼ぶようにしている。
それで全部統一できればいいのだが、現実はなかなか微妙。
「・・・さん」でいくべきだと、それなりに実行されてる弁護士もごく少数いるのだが、内輪からみるとあんまし格好良くないなあ。何故なんだろう?
あるとき事務所の同僚である川島さんに、「僕のことは、『太田さん』と呼んで欲しい。」とお願いしたら、速攻『無理です』と言われてしまった。
なので僕は、無理強いはしない。でも、できるだけ面と向かっては、「・・・先生」とは言わないようにしている。
たとえば、同僚である田中弁護士に対しては、「田中さん」を基本に、「貴ちゃん」「田中」というあたりが普通。僕自身がもともと体育会系なので、呼び捨てにはあまり違和感がない、というか、親密になったからこそ、呼び捨てにしてしまう。
今のおおぞらのメンバーでいうと、未だに呼び捨てにできないのは、山田さんと大野さんくらいかなあ。ああ、決して女性であることを意識しているわけではありません。
そういう僕は、同期より年寄りには「けんちゃん」と呼ばれることが多い。たくさん「けんちゃん」がいる中でそう呼ばれるのは、とっても光栄。
ちなみに、面と向かっての言い方には、「貴ちゃん」のほかに、ジュンちゃん、ショウちゃん、ハマちゃん、トシちゃん、なんていうのがある。一応みなさん僕の先輩ではありますが。
面と向かわない場面では、もっと広がって、セイちゃん、ノダちゃん、エイちゃん、テッチャン等々。それらはみんな親しさと尊敬の気持ちが入っている。50というか、ほぼ60歳以上のおじさん面々が、「ちゃんづけ」で呼び合うのは、外からみたら変かもしれないね。