長所と短所は紙一重
私の性格自己分析。
あえて良い表現を使えば、「まじめ」「慎重」「きめ細やか」「理論派」といった感じでしょうか。たまに人からもこう言ってもらえることがあります(もちろんお世辞も含まれているはずですが(笑)。)。
でも、これは全て、見方を変えれば次のようになります。
「お堅い」「消極的、優柔不断」「細かすぎる」「理屈っぽい」。
こうしたことは、私に限らず、どの人にも当てはまると思います。
よく言えば「マイペース」、悪く言えば「協調性がない」。
よく言えば「ユーモアセンスがある」、悪く言えば「おちゃらけている」。
よく言えば「決断力がある」、悪く言えば「独断」。
よく言えば「豪快」、悪く言えば「気配りが足りない」。
などなど…。
たとえある瞬間には「何てひどい人だろう!」と思ったとしても、その人を別の場で見れば「意外といいことを言うなあ」と思うこともあるのではないでしょうか。そして、それは別にその人の「意外」な側面ではなく、同じ個性の現れでしかないこともあるのではないでしょうか。
結局、人の長所や短所は、そのときどきの場面や評価する人の違いなどによって紙一重、ということになるのでしょうか。
人の個性や性格というのは、良い面悪い面両面を併せ持つものであって、その人自体の評価とは違うものだということも言えるかもしれません。その人がどんな人であるかというときには、善し悪しについてどちらかに偏った評価というのはあまりなじまないのかもしれません。
そう考えると、人の個性や性格というものは、一面的、短絡的に判断してはいけないということがよくわかります。誰かについて「どんな人であるか」ということを語るとき、一面的、短絡的に判断しないよう、気をつけたいものです。