札幌の地域に根ざした弁護士として、1人1人の相談を大切にし、迅速に解決します。

こんなときどうすればいい?

こんなときどうすればいい? 生活の身近な問題から、人に相談しにくいことまで、弁護士がアドバイスします。

第3回目相続問題は、生きている間に対処ができる!

04相続に関する法律の制度いろいろ

相続問題TOPに戻る
「こんなときどうすればいい?」に戻る

4. 相続に関する法律の制度いろいろ

4 遺産分割協議

(1)被相続人が亡くなった場合、相続は自動的に開始します。その結果、特に遺言や相続放棄等がない場合には、前に説明したように、預貯金等は法定相続分に従って当然に分割され、土地等の不動産については相続人全員の共有になります。
 しかし、法律上は相続したと言っても、相続人が一人で預貯金を下ろすことはできないのが通常です。銀行等は、相続が発生した場合には、相続人全員の同意か、遺産分割協議書がなければ預金を下ろすことを認めてくれないのです。
 また、不動産についても、いくら共有しているとはいえ、共有のままでは、相続人の一人が勝手に土地を売ることはできません。
 そこで、相続人の間で、財産をどのように分けるかを話し合って、具体的に決定することを『遺産分割協議』といいます。
 遺産分割協議が上手くいけば、○銀行の預金はAさんのもの、△銀行の預金はBさんのもの、円山のマンションはCさんのもの・・というように、財産の最終的な分配が決まることになります。

(2)遺産分割協議の方法には、いくつか種類があります。
 まず、一つ目が話し合い。これは、場所や形式を問わず、とにかく相続人の全員で話し合いをすることです。この話し合いで無事全員の意見が一致すれば、それで遺産分割協議は成功です。
 ただし、注意点が2つあります。
 1点目として、話し合いは必ず相続人全員で行わなければならないということです。通常はこの点につき問題はないと思われますが、万が一被相続人の子ども(認知した子も含む)が他にいたことが後で発覚すると、せっかく成立した遺産分割協議は全て無効となっていまします。
 これを防ぐためには、被相続人の過去の戸籍謄本等を全て入手し、相続人をしっかりと確認しておく必要があります。
 2点目として、適法な遺産分割協議書を作成しておくことです。前述したように、預金の引き出し等の際にも必要になりますし、不動産の登記を変更する場合にも必要になります。第一、口約束のみでは、後で紛争が蒸し返される可能性が高くなります。
 2つ目の手段として、弁護士に依頼した上で、話し合いを行うことが考えられます。この場合にも、あくまで話し合いをすることには変わりないのですが、相続人の調査や遺産分割協議書の作成等は弁護士に任せることができるでしょう。
 3つ目の手段としては、裁判所を利用して話し合いを行う、もしくは強制的に裁判官に判断してもらう方法です。これは、遺産分割の調停、遺産分割の審判という手続きが代表的なものです。

 

次回 05. こんなときは早めにご相談ください!

こんなときどうすればいい?のトップへ戻る

ご相談・お問合せ先 TEL:011-261-5715
ご相談の予約 お問い合わせ TEL:011-261-5715 お電話での受付時間/平日 午前9:00〜午後5:30 初めてご相談される方は、相談料無料 インターネットでの
ご質問・お問い合わせ