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こんなときどうすればいい?

こんなときどうすればいい? 生活の身近な問題から、人に相談しにくいことまで、弁護士がアドバイスします。

解雇・リストラ

解雇言渡しから解決まで

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4. 失業中の生活

 会社から解雇を言渡されてしまった場合には,その解雇の有効性はともあれ,会社で働いて給料をもらうことができなくなります。
 しかし,何からの方法で金銭を得なければ,生活していくことはできません。
 そこで,会社に解雇を言渡された際には,とりあえず失業保険を受け取って,生活を維持するという方が多いかと思います。失業保険を受給するためにも,会社からの離職票等の書面はきちんと出してもらう必要があります。
 また,会社の業務に従事することを拒否されている以上,その間は他の会社などで働くこともできます。休業中にアルバイト等をすることは,会社からの未払い給与の支払いの際には考慮されますが,これによって懲戒などがされることはありません。

こんなときは、どうするの?
Q

 解雇を言渡されてから生活のためにアルバイトをしていました。そうしたら,会社が,アルバイトして稼いでいるのだから,給料は支払わないと言い出しました。
 会社が解雇したから仕方なくアルバイトをしたのに,そのせいで給料がもらえなくなってしまうのでしょうか?

 
A

 解雇言渡しによって会社で働けない状況になっている間に,他の事業所で働いた場合,他の事業所で得た給料については,一定額につき未払給与から控除されます。これは,他の事業所で働くことによって給与を得られたのは,会社で働くことができない状況であったためであり,会社で働いていれば,その給与を得ることはできないはずであったからです。もっとも,控除の対象となる金額は,未払給与のうち,一定割合に限定されていますので,他の事業所で働いたからといって,未払給与の支払いを一切受けられなくなることはありません。
 この点の詳細については,様々な要素が絡み合って最終的な支払い額が決定されます。詳細については,弁護士にご相談ください。

 
Q

 会社から解雇中の給与を早めにもらうことはできないの?

 
A

 会社が解雇を主張しており,裁判等でその無効が確定していない場合,会社に給与の支払いを強制する方法はありません。
 ただし,交渉段階から,労働者に解雇理由がないことを会社が理解しており,細かい条件のみの争いになっている場合などは,生活のために内金の支払いを求め多際に,会社が自発的に給与の支払いを行うこともまったくないというわけではありません。
 実際に,内金の支払いがなされるかどうかについては,会社の判断に全て委ねられることになります。

 
 

次回 03. 解雇のあれこれ

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